ケアワーカーと猫の手 by ウメ |
第61回 ずっと、そばにいたいから |
夜勤続きで家を空ける日が多くなり、いつも一緒に寝ていたコナツが、一緒に寝なくなりました。
たまたまかな? と思いましたが、次の日も、その次の日も......。
窓の外を見ている小さな背中が、泣いているように見え
「コナツ一人で寂しいんだろうなぁ、もう一匹いたら寂しくないのかな?」
と思いましたが、それは少し違うように思いました。
少しでも元気になればと思い、ベランダに猫草とキャットニップを置き、自由に出入り出来る様にしました。
時間を作り、常に話しかけては遊び、スキンシップに心掛けたお陰で、また一緒に寝てくれるようになりました。
コナツ、寂しい思いをさせてごめんなさい。
そして、これからもよろしくお願いします。
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