ケアワーカーと猫の手
by ウメ
第59回  命のバトン

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近所のクリーニング屋さんが年齢を理由に閉店し、寂しさと同時に時の流れを感じました。

ある日、奥様が猫を抱いているのを見かけ、声をかけると
「お店をやっている時は、毛がつくと、苦情になるから飼えなかったけど、やっと飼えるようになったのよ」と、とても嬉しそうに言っていました。

名前は春吉くん、6才。

きっかけは、ご主人が
「この猫、お前に似ているから」
という理由で、ボランティアさんからもらって来ました。

私が家におじゃますると
「ニャ〜 ニャ〜」
と、親しげに話しかけてくれ
「一緒に遊ぼう」
と、猫じゃらしを持って来る愛嬌たっぷりの春吉くんです。

人をもてなす上手なところが奥様に似ていて、ご主人が連れて帰って来たのがわかる気がしました。

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コメント
春吉をきっかけにこの様な方々が増えてくれたら、素晴らしいよ
ナッシュ | 04/27
『お前に似てる』って言葉に愛♥を感じるな~♪♪春吉くん!文字通り『春の吉』を運んだニャ♪
猫バカ | 04/24
念願の猫ちゃんだったんですね!?(=^・^=)春吉くんかわいい♪一緒に遊んでくれるなんてとっても愛らしい猫ちゃんですね♪
ネコ美 | 04/20
春吉くんよかったね。また一匹幸せな仔が…うれしいです
ハンゾウ | 04/20
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