ケアワーカーと猫の手 by ウメ |
第47回 黒猫 どんちゃん |
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先日、猫の鳴き声がしたので窓を開けると、1匹の黒猫がちょこんと座ってこちらを見ていました。
私が「チョ、チョ」と舌を鳴らすと
「ニャー」
と返事をしてくれました。
「待っててね」
私は慌てて、コナツのおやつを持って黒猫のもとに近寄りおやつをあげました。
手を伸ばせば触れそうな微妙な距離。
私が黒猫をしばらく眺めていると
「ウメさん、何してるの?」
近所の方に声をかけられ、私の目の前に黒猫がいるのがわかると
「あら!私、黒猫がずっと欲しいと思っていたの!」
とタイミングよく、飼い主となってくれました。
なかなか触れない黒猫でしたが、餌付けすると簡単に捕まえられました。
私も鈍臭いですが、この黒猫もノラ猫の割にはかなり鈍臭く、いとも簡単に捕まえられました。
ちなみにその黒猫は、鈍臭いのでどんちゃんと名付けられ、今ではとても大切に育てられていますよ。
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