ケアワーカーと猫の手
by ウメ
第11回 長い月日を経て

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利用者である奥様は足が悪く、ベットで寝たきりの生活を送られていいます。

以前はよく窓から、ご主人が猫と一緒に花の手入れをしているのを眺めていました。

猫は、ご自宅の縁の下にいつの間にか住み着いた三毛猫です。

ご夫婦はこの猫を飼うつもりでご飯をあげたり、冬は寒くないようにダンボールの中に毛布を入れていました。

ですが半年たっても一年たっても、三毛猫に触らせてもらえないまま、10年の月日が流れました。

その後ご主人が亡くなった後、ミケも亡くなりました。

先日、奥様が「今日お父ちゃんがミケを抱っこして夢に出てきたよ!やっとミケに触れて良かったよ」と、そうおっしゃっる奥様に、笑顔の花が咲いていました。

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コメント
ハンゾウさんへ 夢にでてきてくれたおかげで利用者様もとても安心して喜んでいましたよ。 ナッシュさんへ 利用者様のご主人が一番喜んでいたかもしれないです。 猫バカさんへ ご主人が利用者様に一番 伝えたかったことだったと思います。 私のエッセイを読んで下さり ありがとうございます。
ウメです | 07/20
愛する家族との別れは本当に辛い。‥向うで家族が幸せに暮らして待っててくれると思えば救われます。旦那様は奥様にそう伝えてくれたのですね。今回も素敵な話有難う。
猫バカ | 07/18
愛する家族との別れは本当に辛い。‥向うで家族が幸せに暮らして待っててくれると思えば救われます。旦那様は奥様にそう伝えてくれたのですね。今回も素敵な話有難う。
猫バカ | 07/18
利用者様のお父さん、何よりでしたね。三毛ちゃんに触れてラッキー♪
ナッシュ | 07/15
ミケちゃん、あの世で仲良くなれたのね。又夢にでてきてね
ハンゾウ | 07/15
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