ケアワーカーと猫の手 by ウメ |
第10回 神様からのプレゼント |
6月1日は、コナツの誕生日です。
2017年、道ばたでポツリと寂しそうに座っていた子猫を保護し、動物病院へ連れて行きました。400グラムの小さな女の子でした。
獣医師さんは子猫の頭を撫でながら
「病気もなく、皮膚もきれいな子だから、きっと誰かが置いていかれたのかな?」と言いました。
私は獣医師さんの「捨て猫」ではなく、「置いていかれた」という表現に動物に対する優しさを感じました。
家に連れて帰り
「あなたは神様からのプレゼント。名前は、夏に来た小さな子猫だからコナツ。コナツ今日からよろしくね」
と言うと、コナツは瞳をキラキラ輝かせました。
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