ネコのあなたと「私」
by 黒目月子
第96 話 布団の中と外と

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雨が降って、秋らしく涼しい日。
寒いので久しぶりにパーカーを羽織っていた。

ネコのあなたは、羽根布団の真ん中にドカッと窪みをつけて丸くなっていた。

そうだ、これこれ。

ずっと夏の暑い日が続いていたので忘れていた。
私はお気に入りの本を一冊持って、布団にもぐりこんだ。


あなたが布団に入れろと合図する。


私は嬉しくなり、あなたを布団の中に入れた。と、思ったらすぐに出て来てしまい、私の枕にくっついて丸くなってしまった。


まだ少し、暑かった?

私は少しガッカリしながらも、寒い冬のお楽しみはもう少し待つことにした。

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コメント
いつもコメントありがとうございます >どらニャンコさん そうですね!あと少し。寒くなるのを楽しみに待ちたいと思います。
黒目月子 | 10/01
ガッカリな気持ち分かります。だけど寒い季節はこれから。猫さんの温もりの誘惑に負けそうになる季節…Coming soon(*^^*)
どらニャンコ | 09/26
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≪第95話 夜中のキッチン
≫第97話 秋の空気
猫エッセイ
ネコのあなたと「私」
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