ネコのあなたと「私」
by 黒目月子
第93話 いつもと同じ夜

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今日も暑かったという日。
夜中に起きてしまった。
「ちょうどいい」と思い、家計簿やら昨日の感想を手帳につけたりした。

一通り終わったので、ちょっと濃いめのカフェオレを入れて一息入れようかと思ったら、ネコのあなたも起きて来た。

絶妙なタイミング。

私はあなたに「あなたも起きちゃったー?」と、声をかけた。
あなたは「まあね」と言い、「ちょっとね、心配で見に来ただけよ」と続けて言った。
そして「じゃあ、私は寝るわ」と行ってしまった。

「えー、行っちゃうの?」私は思ったが、あなたは何もかも分かっているのだ。

この後、私が本を読み始めるという事まで。

でも、ちょっと見に来なくちゃいられないほど私のことが心配だった?
それとも深夜のネコパトロールだったのかな。


大丈夫よ。

いつもと同じ夜だから。

次回は22日になります。

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コメント
いつもコメントありがとうございます>どらニャンコさん 猫さんが世話してくれてるのかもしれませんね。>シロミケさん ネコさんの何気ない距離感は不思議な感じです。
黒目 月子 | 08/13
人間と猫さんが一緒の暮らすという幸せを感じます♪近ず離れず良い関係♪
シロミケ | 08/09
さりげなく飼い主を思う猫さん♪まるで猫さんが飼い主?って思いたくなる光景がほのぼのしてて和みます。とりあえず安心したから後はお好きなように(^^)猫さんに飼われる月子さん、幸せですね。22日楽しみに待ってます。
どらニャンコ | 08/09
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