暑いので、最近の午後は強い日差しを避ける為、カーテンを閉めきり部屋の中でネコのあなたと憂鬱になっていた。
エアコンをかけっぱなしで、あまり換気もしないせいか頭もうまく働かない気がする。

それでも気分転換しようと、派手な事をしたくなりあなたをグッと抱き上げた。

その場でテキトーな唄を歌いながら、グルグル回った。

あなたはあまりにイヤで、前足を突っ張って、下に降ろせと文句を言う。
無理やり、あなたとチグハグなダンスしているようで、憂鬱な気分は一発で飛んで行った。

あなたを降ろして、笑いながらあなたとキッチンに向かう。

さあ、お茶にしよっか。

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ネコのあなたと「私」
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