ネコのあなたと「私」
by 黒目月子
第22話 鼻唄

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午後三時。
ヒマなのでライブのDVDを見てたら、つい一緒に歌っていた。

ネコのあなたが飛んできた。
私が具合悪いと思ったのか、怒ってると思ったのか分からないが、私の顔をのぞきこみ、しきりに臭いを嗅ぐ。

「あ、うるさかった?ゴメンねー」と言ったら、「あ、そう」と行ってしまった。

またしばらくして、フンフンと歌っていたら、あなたは寝ていなくて、頭を上げてジーッとこちらを見てる。
なんだか恥ずかしくなり、歌うのを止めた。

何か言いたそうな顔。

何だか理由はないが「ゴメン」と言ってしまった。

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コメント
いつもコメントありがとうございます 〉じゅんさん 一緒に歌えたら楽しいですね!迷惑そうな顔は切ないです。
黒目 月子 | 07/23
一緒に歌えたら嬉しいね 気になっているんですね可愛い❤
じゅん | 07/20
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≪第21話 添い寝
≫第23話 薬
猫エッセイ
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