ケアワーカーと猫の手 by ウメ |
第35回 いやされたよ |
休憩時間、病院の近くを散歩していると一匹の猫に出会いました。
長いしっぽを優雅にゆらゆら揺らす、とても魅力的なその姿に目がとまりました。
家の前で座っている猫を撫でていると、飼い主さんが家から出て来てお話を聞かせて下さいました。
猫の名前はサバちゃん。
女の子7才。
「もともとサバはノラ猫で、よくサバ缶を食べているのを見かけていたの。それでサバって名前をつけたの。今でもサバ缶が大好きなのよ」
話をしている最中、サバちゃんは飼い主さんの足元をスリスリしていました。
サバちゃんは大きな猫で、とても包容力のある猫でした。
サバちゃんのおかげで、午後からの仕事も楽しくできました。
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