ケアワーカーと猫の手
by ウメ
第13回 認知症になってもかわらないもの

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78歳の女性の利用者様は、11歳になる飼い猫ゆりちゃんと暮らしています。
ゆりちゃんは白色で毛が短い子です。

趣味はピアノ演奏でしたが認知症が進み、今はそれもできなくなりました。

お話をされる時の言葉使いが穏やかで優しい方なので、ピアノの演奏も優しい音色を奏でていたんだろうなぁと思います。

先日ディサービスに行かれた時に描いた、ゆりちゃんの絵を私に見せて下さいました。


それは白色、桜色を多く使って描かれた絵で、愛情に満ち溢れた優しい色彩でした。

亡くなった夫や近所に住んでいる娘のことは忘れてしまっても、ゆりちゃんに対する愛情は認知症になっても変わらないままなのです。

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コメント
ハンゾウさんへ 私もハンゾウさんと同じことを思っていました。何かきっとあるんだなぁと。 ナッシュさんへ お久しぶりですね。 コメントありがとうございます。 インターネット克服できて良かった。 そうですね認知症になったからて、ゆりちゃんのことを忘れていないように私も思いました。 猫バカさんへ 知らなかったです。 愛情を注ぐ事が脳を活性化するなんて。 だから老人ホームなどにアニマルセラピーがいるんですね。 ありがとうございます。すこしでも読んでいる方に伝わるかな、、。と思って書いていましたが、ちゃんと伝わっていて良かったです。 読者の皆様へ 暑い日が続きますが熱中症にならないよう気をつけて下さいね。  またね。
ウメです | 08/14
『愛情を注ぐ』事が脳を活性化する‥と聞きました。そして,文や絵には描く人の『対象への愛情』が滲み出る。うめさんの文にも,利用者様の絵にも愛情があふれてますね
猫バカ | 08/09
『愛情を注ぐ』事が脳を活性化する‥と聞きました。そして,文や絵には描く人の『対象への愛情』が滲み出る。うめさんの文にも,利用者様の絵にも愛情があふれてますね
猫バカ | 08/09
やっとインターネットを克服しました。ご無沙汰してます。利用者様もゆりちゃんとの生活は忘れて無いと思います表現の仕方が独特なんですよ、きっと♪
ナッシュ | 08/06
ゆりちゃん、幸せだね。認知症になって、人とのコミュニケーションは難しく成っても、やっぱり猫ちゃんとの間にはきっと何か有るのですね…
ハンゾウ | 08/05
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