ネコのあなたと「私」
by 黒目月子
第98話 寂しい夜

samisii.jpg

我が家のチビネコを去勢する事にした。
チビスケと思っていたコネコも、いつの間にか大きくなって来て去勢手術をする事になったのだ。
一泊の入院である。

ネコのあなたは久しぶりに、静かな部屋でノビノビとすごしていた。
「今日はひなたぼっこしていても、邪魔されないねえ」
ノンビリしているあなたに笑いかける。

「ああ。サイコーよ」とでも言いたいのだろうか。
あなたは満足気な顔をした。


しかし夜。


やけに、あなたが私に甘えてくる。
「今のうちに甘えてるの?」と、あなたの頭をなでた。

次の日、チビネコを迎えに行き、連れて帰る。
あいかわらず大ハシャギなチビネコ。

うるさそーなあなたの顔。
だけど、心配だったのだろう。何度もチビネコの様子を見に行く。

もしかして、昨日の夜は寂しかった?

友達に教える
コメント
月子さんに甘えたかったのか?それともチビちゃんが居なくて寂しかったのか?両方かもですね(*^^*)チビちゃんが無事帰ってきて賑やかで楽しい日々になることを願ってます♪
どらニャンコ | 10/24
コメントを書く
お名前:

内容:


≪第97話 秋の空気
≫第99話 今と来年
猫エッセイ
ネコのあなたと「私」
ケータイ猫パンチTV
Copyright(C) 2008-2018 nekopunch.tv
All rights reserved.