ネコのあなたと「私」 by 黒目月子 |
第78話 幸せの法則 |
明け方近く、私はキッチンに立ち、アレコレ朝食の準備をしていた。
そこにネコのあなたがやって来て「私の朝ごはんは?」と、言って来た。
「ちょ!ちょっと待ってよ!今忙しいから」と、返事してもあなたは待てないらしく、私の足に爪を立ててきた。
仕方ないので、あなたにご飯をあげる。
一口しか食べない。
なのに、キッチンをウロウロしてるあなた。
頭を撫でたら、満足そうな顔して、また布団に戻って行った。
そうだよね。
お腹も心もいっぱいにならなきゃね。
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