ネコのあなたと「私」
by 黒目月子
第75話 風邪

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この春、私は風邪をひいた。
めったに風邪などひかないので、たいした熱もなく喉が痛いくらいなのに、大騒ぎに具合悪いと騒いだ。

ネコのあなたは私が大した風邪ではないのをすぐに分かったらしく、いつものように寝ている私に「メシをくれ!」「たいくつだ!」と、いちいち用事を言いにきた。

あなたの思っていた通り、風邪はあっという間に治り、いつもの私になったらあなたは寝てばかりいる。


用事も言いに来なくなった。


もしかして、もしかだけど、あなたは、風邪が大したことないと分かっていても、私を心配していたの?

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コメント
いつもコメントありがとうございます >どらニャンコさん、 やはり、心配してくれていたのでしょうか。とっても嬉しいですね
黒目月子 | 04/03
いつもコメントありがとうございます! >あーぼうさん、ネコさんは気ままですねー。そこがまた、かんいいのですよね
黒目月子 | 04/02
いつもコメントありがとうございます! >あーぼうさん、ネコはとっても気ままですね。そこがまた、かわいいです
黒目月子 | 04/02
こっちが病気だろうが御構い無し 腹が減ればニャアトイレが汚れてればニャア そして寝る そう言う奴らです
あーぼう | 03/28
絶対分かっていたし心配してたんですよ。猫さんは人間の様子の違いに敏感。私も経験あります。家で泣いてたらその後、24時間ご飯食べなくなって…。すごく反省させられそれからは猫さんの前では泣かないよう心掛けるようになり、明るく振る舞うようにしてます。今は猫さん居ませんが次の出逢いを心待にしてます。
どらニャンコ | 03/28
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≪第74話 春の香り
≫第76話 昼寝時間
猫エッセイ
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