ネコのあなたと「私」
by 黒目月子
第72話「春のかけら」

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春の花を少し買って来た。

ちょっとづつ痛んで、捨てていったらガーベラが最後に残った。
その一本を大切に水を換えていたら、ネコのあなたがやって来た。

「それ、春?」と、聞いて来た。

私は「春のかけらだよ」と、教えてあげた。

すると、あなたは満足そうに「やっぱりね!!」と、答えた。

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コメント
ありがとう感謝
梅本和実 | 04/22
いつもコメントありがとうございます。 >どらニャンコさん、あのモフモフなネコさんのお布団を干したような匂いを嗅ぐと安心します。
黒目月子 | 03/11
春は猫さんにとってゴロンゴロンするには絶好の季節ですね。お日様でフカフカ・モフモフになった身体に顔をうずめて幸福感を味わいたいです。
どらニャンコ | 03/07
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≪第71話「眠る前」
≫第73話 春の恒例行事
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