ネコのあなたと「私」
by 黒目月子
第42話 「守り神」

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ずっと、ネコのあなたが使っていなかったキャットタワー。
最近、あなたは、また登るようになった。

きっと、部屋の上の方が空気が暖かいのだろう。
今まで、全然、登らなかった上の方まで登り部屋中を見渡している。


なんだか、まるで部屋を守る神様か妖怪みたいだ。


友人が来た日もあなたは上からずっと静かに見守っていた。
逃げている様子はなく、眠たそうに目をショボショボさせて、私たちの様子をただ見ている。

私たちは、あなたのその姿があんまり可愛くて、笑っていたらあなたは幸せそうに目を閉じ丸くなった。


あなたが静かに笑った気がした。

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コメント
ゆきんこさん〉ネコさんも女の子なので、おしゃべりが大好きなのかもしれません。
黒目 月子 | 12/13
友達と一緒にお話に参加したかったのかな?
ゆきんこ | 12/13
いつもコメントありがとうございます じゅんさん〉そうですね!ずっとそばに居てほしくなります。 あずささん〉ありがとうございます!たくさんの人が笑顔になればと思って描いてます。
黒目 月子 | 12/11
今日の作品も素敵ですね 私も猫ちゃんの姿を上手に描けるようになりたいです
あずさ | 12/09
可愛いなぁ(*´∇`*) ずっとずっとそばで守り神でいてほしいですね
じゅん | 12/07
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≪第41話 「雪」
≫第43話 「クリスマス前」
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