ネコのあなたと「私」 by 黒目月子 |
第27話 愛情 |
私はネコのあなたへの愛情が足りないのでは、とたまに思う。
あなたがイヤがっているのに、可愛いからと足の先っぽを片っぱしから全部の足をフンフン触ったり、あなたの耳をさわった後にパクッと口で甘がみしたり、とにかくあなたのイヤがる事を平気でやってしまうのだ。
でも、あなたが一緒にお昼寝したいと、やってきた時は布団の端に寄って、あなたのスペースを作ったり「ドアを開けて」「ご飯ちょーだい」「お風呂で何してるの?」「スマホしないで」には、ちゃんと答えてるつもり。
私の愛情は足りてる?
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